親睦会活動で職場環境を変革!離職率低下を目指す新たな取り組み
社会福祉法人元気村グループが運営する特別養護老人ホーム「横濱かなざわ翔裕園」は、職員間の交流を促進する親睦会活動を通じて、離職率の低下を目指す新たな取り組みを行いました。この活動はコロナ禍での職場環境の改善に大きな役割を果たしています。
親睦会活動の背景と始まり
「横濱かなざわ翔裕園」は2021年8月に開設されて以来、いくつかの課題が浮かび上がってきました。その中でも特に離職率の高さが目立ち、調査の結果、人間関係が主要因であることが判明しました。特に、開設当初からのコロナの影響により、職員間の交流が制限されていたため、これを改善する必要がありました。
そこで、2023年に親睦委員会が設立され、職員のニーズを把握するためにアンケートを実施しました。この結果を基に、月に一度のペースで親睦会を開催し、リラックスした雰囲気の中で自然な交流を促す場を提供することにしました。活動の内容は親睦委員会で定期的に振り返り、必要に応じて改善しています。さらに、全ての職員が参加できるよう、シフト調整にも力を入れており、多様な職員が関わることができるよう配慮しています。
交流会の成果と変化
特に成功を収めた活動がボウリング大会です。このイベントには多くの職員が参加し、「普段は話す機会がなかった人とも交流できた」という声が多く寄せられました。普段の業務では接点が少ない職員との交流を通じて、人間関係の改善が見られ、結果として「今年辞めようと思っていたが、続けようと思えるようになった」との意見もありました。
また、ボウリングやバレーボール等のアクティビティは自由参加とすることで、職員が自分のペースで関わることができました。さらには、業務の合間に参加できるよう食事提供を伴うイベントも行い、多忙な職員に配慮した取り組みが評価されています。特に、昼間に実施されたバーベキューは、小さい子どもを持つ職員から非常に好評でした。
反省点と今後の取り組み
もちろん、親睦会活動に対するフィードバックも重要です。多くの職員に参加してもらうため、声掛けやポスター展開、企画内容に応じた誘導法を工夫しました。反省会では「参加者が同じ顔ぶれになりがち」との意見が挙がることもありますが、これを受けて企画の多様化を進めており、ミスタードーナツやせんべいの食べ放題イベントを開催しました。このようにして、孤食の改善にもつなげています。
今後の目標
親睦会活動を重ねることで職場の雰囲気が徐々に変わってきています。離職率低下を目指す取り組みはまだ成熟していませんが、今後もこの活動を続けていくことで、より働きやすい職場環境を目指します。親睦会は職員間の信頼を深めるだけでなく、他の施設との交流機会も増やす重要な場となっています。引き続き、職員の声を大切にした活動を策定し、より良い職場づくりに励んでいきたいと考えています。
施設情報
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