岡山大学技術職員の研修
2025-11-24 01:57:25

岡山大学技術職員が大阪大学で研修を受講しスキル向上を目指す

岡山大学技術職員が大阪大学でスキル向上研修



国立大学法人岡山大学の技術統括監理本部に所属する中村有里技術専門職員が、2025年11月5日と6日の2日間、大阪大学コアファシリティ機構が主催する「レジリエンス・フォロワーシップ研修」を受講しました。この研修は、大阪大学が研究や教育を支える技術職員を対象に、プレッシャーや責任の重圧を乗り越える能力、いわゆる「レジリエンス力」を身につけること、またチームや組織のパフォーマンスを向上させるための「フォロワーシップ」を養うことを目的としています。

研修の目的と内容



研修は座学とグループワークを通じて行われ、参加者は実際の支援業務に役立つスキルを学ぶ機会を得ました。プログラムは、大阪大学部局横断型女性技術職員ネットワークと、人材育成に特化した外部コンサルタントの協力により共同開発されたものです。

岡山大学の総合技術部と大阪大学のネットワークは、2021年度からオンラインの科学イベントを通じて交流を深めている背景を踏まえ、今回の研修参加が実現しました。この研修を通じて得た知識や経験は、今後の業務に大きく寄与すると期待されています。

参加者の声



研修を受講した中村技術専門職員は、「レジリエンスとフォロワーシップは、職場での活動において非常に重要であると感じました」と研修の感想を述べました。大阪大学コアファシリティ機構の人材育成への情熱が感じられ、特に講師である吉田教授による実務に即した指導が印象に残ったといいます。今後は、学んだ内容を学内で共有し、職務に生かしていきたいとの意向を表明しました。

また、総合技術部の佐藤法仁副理事・副学長・上級URAは、「技術職員の能力向上を図っていく中で、今回の研修は非常に価値のあるものだと思います。中村職員が得た知見を活かして、総合技術部全体で展開していきたい」と、研修による組織力強化への期待を込めてコメントしました。

今後の展望



中村氏は、公益社団法人日本工学教育協会の教育士(工学・技術)や、日本サイエンスコミュニケーション協会のサイエンスコミュニケーター認定を取得しており、さらなる専門性を高めるため「岡山大学大学院修学支援制度」を利用して、社会文化科学研究科博士前期課程でMBAの取得を目指しています。技術の向上に努めながら、今後も岡山大学に対しての持続的な貢献が期待されています。

岡山大学は、地域と世界の未来を見据え、特色ある研究大学として発展していくため、多様な人材を育て、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。今後、中村技術専門職員のような技術職員の成長にぜひご期待ください。


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