北本市で全国広報広聴研究大会開催
埼玉県北本市にて、令和5年度の第62回全国広報広聴研究大会が開催されます。この大会は、全国の自治体広報担当者が集まる貴重な機会であり、今年は特に「仲間づくりは、ここから。~広報について本気(マジ)で語り合う1日 in 埼玉・北本」と題して行われます。ここでは、広報の現状や課題に関する議論が行われ、多くの知見を共有することが期待されます。
全国広報広聴研究大会とは
全国広報広聴研究大会は、広報広聴に関するテーマをもとに講演やパネルディスカッションが行われる、年に一度の機会です。1964年から続くこの大会は、全国各地を巡回しながら、広報に関わる人々がその在り方について考える場となっています。今年の大会は、埼玉県での開催が16年ぶりで、北本市では初めての試みとなるため、非常に注目されています。
北本市と広報の関わり
北本市はこれまで2年連続で全国広報コンクールにおいて内閣総理大臣賞を受賞しています。令和4年には、シティプロモーションの取り組み『屋外の仮設マーケット』が評価され、令和5年には広報誌『広報きたもと』が特に注目されました。このような成果は、広報に関心のある全国の自治体担当者とのつながりを築くきっかけとなりました。
北本市は、自治体広報担当者間の相互交流と学びあいが重要であるという認識から、全国広報広聴研究大会を共催し、地域の情報発信におけるさらなる発展を目指しています。
大会の詳細
開催日: 6月6日(金)
- - 10:30〜11:30: 開会式および全国広報コンクールの表彰式
- - 11:45〜12:15: 特選等表彰者による事例発表
- - 13:30〜16:00: 激論型パネルディスカッション
- - 16:00〜16:05: 閉会式
開催場所:
北本市文化センターホール(〒364-0033 埼玉県北本市本町1丁目2-1)
対象:
自治体広報担当者など
主催:
公益社団法人日本広報協会、埼玉県、北本市
参加方法
専用の申込書に必要事項を記入し、日本広報協会に提出することで参加が可能です。会員団体の1名は無料で参加できますが、定員があるため早めの申込が求められます。また、広報に興味のある学生も「北本市枠」として無料での見学が可能です。
激論型パネルディスカッション
大会の目玉となるのが、参加者全員が議論に参加できる激論型パネルディスカッションです。テーマとして「やっぱり広報紙VSこれからはWeb中心」など、現場で実際に直面している課題を扱います。ここでの議論は、参加者にとって広報業務の今後の戦略に役立つ内容となるでしょう。
パネリストのご紹介
- - 代々城 衣里(茨城県小美玉市): 広報とシティプロモーションの担当として数々の改革を実施。
- - 安高 昌輝(埼玉県草加市広報課): 「特集リノベーションまちづくり」で大成功を収める。
- - 秋葉 恵実(埼玉県北本市市長公室): 内製化を進める中で数々の賞を受賞。
おわりに
このように全国から集結する広報担当者たちは、広報の現場での実践的な知見や経験を持ち寄り、全国の自治体広報を盛り上げるために熱い議論が交わされます。北本市が広報の新たな伝統を築くきっかけとなるこの大会、興味ある方々は是非参加をご検討ください。参加を通じて、地域広報の未来を切り開く一日を過ごせるかもしれません。興味をお持ちの方は、北本市役所の広報担当までお問い合わせください。