新たな職業体験 "ファミマこども店長+SDGs"
ファミリーマートが提案する新しいプログラム「ファミマこども店長+SDGs」がこの度スタートします。このプログラムは、子どもたちが持続可能な社会について学ぶことができる体験型の教育プログラムで、令和5年6月9日から埼玉県川口市のファミリーマート店舗を皮切りに実施されます。
プログラムの目的と背景
近年、SDGs(持続可能な開発目標)の重要性が高まっており、教育現場でもこれに関連した取り組みが進められています。ファミリーマートは、地域の子どもたちとその保護者に向けて、持続可能な社会への理解を深め、地域交流の促進を図るためにこのプログラムを開始しました。子ども店長としての実体験を通じて、社会課題について考え、自らのアクションを起こす力を育むことを目的としています。
スポットライトを当てた体験内容
「ファミマこども店長+SDGs」では、伝統的なレジ打ちや商品陳列の業務に加え、以下のような社会的なテーマについて学ぶ機会が提供されます。これらの体験を通じて、こどもたちは単なる職業体験を超えて、未来社会に必要な視点を養うことができます。
1. エコ割シールによる食品ロスの削減
子どもたちは実際に「エコ割(涙目)シール」を用いて、食品ロス削減の取り組みを体感します。このシールを使った商品販売を通じて、食品が廃棄されることを防ぐ重要性を学びます。
2. コミュニケーション支援ツールの利用
耳が聞こえにくい方や何らかの理由でコミュニケーションが難しいお客さまに配慮した「コミュニケーション支援ツール」を用いて、実際にお客さまとのやり取りを行います。これにより、多様性の理解が深まり、誰もが快適に暮らせる社会を築くことがいかに重要かを学ぶことができます。
3. ファミマフードドライブの学び
ファミリーマートが実施するフードドライブについても触れ、食品の寄付がどのように行われ、必要な方々に届くのかをクイズ形式で学んでいきます。これにより、食の大切さについても理解を深めることができます。
プログラムの流れ
「ファミマこども店長+SDGs」は、以下のような内容で構成されています:
- - オリエンテーション・自己紹介
- - コミュニケーション支援ツールを使ったレジ接客
- - エコ割(涙目シール)を使った品出し
- - フードドライブの理解(実施店舗のみ)
- - 修了証の授与・記念撮影
このプログラムを通じて、ファミリーマートは地域づくりや子どもたちへの教育に寄与し、社会貢献の意識向上を目指します。未来を担う子どもたちが、持続可能な社会の一翼を担えるような経験を提供することにより、地域との繋がりを一層深めていくでしょう。
まとめ
新たに始まる「ファミマこども店長+SDGs」は、子どもたちが持続可能な社会について体験を通じて学ぶ大きな機会です。未来のリーダーたちにとって、こうした経験は非常に価値のあるものとなることでしょう。これからのファミリーマートの取り組みに注目です。