伊奈町の古民家が新たな地域拠点に再生
埼玉県伊奈町に位置する築40年の古民家が、障害福祉と地域共生をテーマにした新しい拠点となる「屋敷プロジェクト」に生まれ変わることが決まりました。このプロジェクトを推進するのは、すみしあケア株式会社です。彼らは、古民家をリノベーションして、地域住民同士のつながりを深める場を作ることを目指しています。
プロジェクトの概要
この「屋敷プロジェクト」は、自然に人々が集まり、互いに助け合う関係を築くことを主な目的としています。プロジェクトは、「住む」「働く」「つながる」の3つの機能を合わせ持つ拠点として運営され、障害の有無に関わらず、誰もが訪れやすい場所を提供します。
住む場所としての機能
この古民家の2階には、障害者が安心して生活できる居住空間が設けられ、1階には共有スペースがあります。地域の人々との交流を促進し、日常的に人々が交わることで、助け合いの関係を築いていきます。
働く場所としての機能
グループホームと共に、就労継続支援B型事業所「BANDS」が提供され、そこでの出品代行サービス「enne」を通じて、各利用者の社会参加を支援します。ここでは、「支援される人」ではなく「役割を持つ人」としての自立を促します。
つながる場所としての機能
1階の地域交流スペース「さやえんどう」では、こども食堂や茶道教室、交流会などが行われ、地域の人々が気軽に訪れることのできる「縁側」のような空間が作られます。様々な人々が集うことで自然に新たなつながりが生まれ、地域全体の絆が深まります。
クラウドファンディングの開始
このプロジェクトの資金を集めるため、クラウドファンディングが行われます。支援募集は2026年7月15日から始まり、目標金額は100万円です。この資金は、古民家周辺の庭の整備や内装工事、地域交流プログラムの立ち上げに利用されます。
具体的には、一口5000円からの支援で、ロゴや名前をプロジェクトのホームページに掲載するリターンや、様々なワークショップ参加券、法人向けのインクルーシブ研修の提供などがあります。
地域に根ざしたイベントの開催
プロジェクトの一環で、8月から9月にかけて地域の人々と共に環境整備を行う「草刈りイベント」や、プロジェクトのお披露目を兼ねたワークショップを開催します。特に、地域住民に気軽に参加してもらうことが重要となります。
代表のメッセージ
このプロジェクトを主導する松田大助代表は、地域のすべての人々が共に生きられるようなあたたかい場所を創ることの重要性を訴えています。彼の信念は、特別な世界を創るのではなく、地域住民が互いに助け合う自然な関係を育むことにあります。
まとめ
「屋敷プロジェクト」は、古い価値観を打破し、新たな地域共生型拠点を作る第一歩です。クラウドファンディングを通じて、多くの方々の応援を得て実現へと向かいます。今後の進展に期待しましょう。