プロジェクト研修実施
2024-12-23 21:28:27

岡山大学の技術職員がプロジェクトマネジメントを学ぶ研修を実施

岡山大学におけるプロジェクトマネジメント基礎研修の開催



国立大学法人岡山大学では、2024年10月26日に津島キャンパスの環境理工棟にて「第3回プロジェクトマネジメント(PM)基礎研修」が行われました。この研修は総合技術部が主催し、技術職員および事務職員らが参加。また、世界最大のプロジェクトマネジメント協会PMI日本支部も協力しており、技術職員たちのスキルを向上させる事を目的としています。

今回の研修では、19人の技術職員と2人の事務職員、さらに研究協力課の職員2人が集まり、グループワークや講義を通じてプロジェクトマネジメントの基礎を学びました。特に、PMI日本支部の藤井新吾副会長や石塚幸夫代表らを講師に迎え、実際のシンポジウム企画を題材にした実践的な内容が展開されました。

研修の中で話題となったのは、リスク管理や課題管理の重要性です。参加者は各グループに分かれ、それぞれのグループがリスク管理台帳や課題管理台帳を作成する技術を習得しました。学んだ知識は、今後のプロジェクト運営に役立つものと期待されています。

また、プロジェクトを通じて得た教訓や経験をドキュメンテーションし、次のプロジェクトにつなげる方法についても学びました。これは、「KPT」手法を用いることで、成果、課題、改善策を整理するプロセスが強調され、参加者たちが自信を持って次のステップへと進む力をつけることに貢献しました。

研修の最後には、岡山大学の佐藤法仁副理事・副学長による励ましの言葉がありました。彼は「プロジェクトマネジメントの技術はすぐに身につくものではなく、日々の努力が重要である」と参加者を鼓舞しました。さらに、研修を通じて感じた「変化」を今後の仕事に活かすよう促しました。

参加者の一人である技術職員の山根功さんは、研修を受けた後の感想として「リスクと課題を明確に区分することが重要だと再認識しました。共に学んだ仲間と新たな視点を持ち帰れたことで、今後の業務がより充実したものになる」と述べました。

岡山大学は教育と研究の質を向上させるため、技術職員を支える多様な取り組みを行っています。技術職員たちは、知識とスキルを磨きながら、地域社会におけるリーダーシップを発揮することが期待されています。今回の研修は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施されており、今後もこのような取り組みを通じて持続可能な未来を創造する力となることを目指しています。

2025年1月には、この研修を受講した技術職員に対する修了バッジ認定式が予定されています。新たな知識やスキルを得た技術職員たちは、岡山大学の教育と研究活動を支える重要な存在として、未来に向けてさらなる成長を続けていくでしょう。


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