師走の風物詩「十日市」と「十二日まち」
12月に入ると、埼玉の街に華やかな風が吹き始めます。そんな季節の到来を告げるのが、毎年恒例の「十日市」と「十二日まち」です。今年も、武蔵一宮氷川神社と調神社でそれぞれ開催されます。毎年多くの人々が訪れるこのイベントで、2023年の締めくくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
十日市(とおかまち)
開催日: 令和7年12月10日(水) 10時~22時
会場: 武蔵一宮氷川神社境内及び参道周辺
(さいたま市大宮区高鼻町、アクセス:JR「大宮駅」東口から徒歩20分、東武アーバンパークライン「北大宮駅」から徒歩10分)
十日市は、毎年12月10日に行われる伝統的なイベントで、氷川神社の神事「大湯祭」に合わせて行われる熊手市です。境内や参道には約300軒の露店が立ち並び、縁起物の熊手や美味しい食べ物が並びます。家族連れや友人同士で気軽に訪れて、一年の感謝と新年に向けた福を授かってみてはいかがでしょう。
御札と福熊手の授与: 武蔵一宮氷川神社 神札授与所
授与時間: 10日(水)0時~1時、及び7時30分~22時
露店出店時間: 9日(火)15時~22時、10日(水)10時~21時
なお、この日は交通規制があります。車両通行止めと一方通行規制が実施されるため、公共交通機関を利用することをお勧めします。
十二日まち(じゅうににちまち)
開催日: 令和7年12月12日(金) 10時~21時30分
会場: 調神社境内及び旧中山道周辺
(さいたま市浦和区岸町、アクセス:JR「浦和駅」西口から徒歩10分)
12月12日に行われる「十二日まち」は、新年を迎えるための大歳の市として知られています。こちらも約600軒もの露店が出店され、古神札の納札所も設けられています。各地の特産品や食べ物が揃い、賑やかな雰囲気が漂います。境内の露店は10時から21時30分まで営業しており、道路周辺でも楽しめる時間幅が広いのが嬉しいポイントです。
かっこめ(ミニ竹熊手)の授与: 調神社 授与所にて
授与時間: 10時~22時
こちらも交通規制が実施されるため、訪れる際には公共交通機関の利用を推奨します。
まとめ
年末の慌ただしさの中で、地域の風物詩を楽しむ時間は貴重です。十日市と十二日まちは、ただのイベントではなく、古くから続く文化であり、多くの人々に愛されています。ぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。埼玉の歴史と文化を感じることができる貴重な時間になることでしょう。あなたの心にも、福が訪れますように。