岡山大学の第47回RIDCマンスリー研究セミナー
岡山大学高等先鋭研究院の文明動態学研究所(RIDC)が主催する第47回マンスリー研究セミナーが、オンラインで開催されます。日程は2025年7月2日(水)の12:00から13:00まで。参加したい方は、Zoomを使用してアクセス可能です。参加は無料で、どなたでも申し込むことができます。
セミナーのテーマ「ラクダの東伝」
今回のセミナーでは、蘭州大学の菊地大樹教授が「ラクダの東伝」という興味深いテーマについて発表します。古来より人々が往来したシルクロードでは、多くの物質文化や情報が交換され、ラクダはその重要な役割を担ってきました。特に乾燥地帯での移動において優れた力を発揮するラクダは、別名「砂漠の船」としても知られています。
特に重要なのは、これまでラクダの導入時期は漢代以降とされてきましたが、近年の発掘調査において、さらに古い時代にもラクダが存在していた可能性を指摘する遺物が発見され始めています。このセミナーでは、ラクダがシルクロードの交流においてどのように役立っていたのか、その歴史的な背景を探ります。
対象者および参加方法
本セミナーは一般公開されているため、歴史や文化に興味がある方であれば、どなたでも参加が可能です。参加を希望される方は、2025年7月1日(火)12:00までに、指定されたURLから申し込む必要があります。申込後、参加用のURLが送信されます。
参加は無料ですが、事前登録が必要なため、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。
これまでのRIDC研究セミナーの成果
岡山大学の文明動態学研究所では、さまざまなテーマでの研究セミナーを行ってきました。これは地域の歴史や文化、現代の社会問題について多角的に探求し、知見を深めることを目的としています。過去のセミナーでは、日本の地域史や伝統文化、現代の社会問題に関する研究成果が発表されており、多くの方が参加しています。
まとめ
「ラクダの東伝」というテーマは、私たちが知らなかった歴史の新たな側面を明らかにする貴重な機会です。シルクロードにおけるラクダの役割や、その伝来の歴史について学ぶことで、地域の文化や歴史に対する理解が深まることでしょう。ぜひ、ご興味のある方はオンラインセミナーに参加して、新しい知識を得てみてはいかがでしょうか。お待ちしております!