岡山大学の新たな研究者たち
2026-01-25 13:07:23

岡山大学、優れた研究者に「研究教授」の称号を付与し新たな挑戦へ

岡山大学、革新を生む研究者たちの称号授与



2026年1月25日、国立大学法人岡山大学で特別な称号授与式が行われました。大槻純也准教授と加来田博貴准教授には「研究教授」という称号、そして諏澤憲助教には「研究准教授」という称号が授与されたのです。この特別なイベントでは、岡山大学の那須保友学長が認定証を手渡し、受賞者たちの研究内容が紹介されました。

大槻純也研究教授の研究



大槻教授は、物質の中に存在する「非対称性」と呼ばれる特性に着目し、新しい機能を持つ物質の開発に取り組んでいます。物質を構成する結晶中では、電子が規則正しく並んでおり、その「対称性」の崩壊が新しい機能を引き起こすことがあります。大槻教授は「拡張多極子」という新たな理論を構築し、電子の対称性と非対称性を網羅的に記述することで、将来的には新素材の設計が可能になることを目指しています。この研究は、磁性や超電導材料の設計に直結し、未来の技術革新に寄与することが期待されています。

加来田博貴研究教授の挑戦



加来田教授は、がんと深く関連する「糖尿病」や「炎症」に焦点を当てています。特に、レチノイドX受容体(RXR)をターゲットとした新しい化合物の開発を進めています。彼の研究により、細胞内のRXRの動きをリアルタイムで観察できる新技術が生まれました。この技術は新薬開発や病因解明に大いに役立つと考えられています。また、AIを活用した創薬試みにも力を入れており、難治性疾患やアルツハイマー病の治療にも応用できる可能性があります。

諏澤憲助教の研究開発



諏澤准教授は、がん治療における免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の効果を向上させるための研究を進めています。ICIは、がん細胞に対する免疫の働きを助ける薬であり、特に周術期治療においてがんの治癒率向上が期待されています。しかし、全ての患者に効果があるわけではないため、諏澤准教授らはICIの効果を持続させる特徴を明らかにするためのバイオマーカーの発見を目指しています。また、腫瘍に特異的な免疫細胞を活性化する新治療法の開発も進行中です。

地域の研究大学としての岡山大学



岡山大学では、若手研究者を支援し、研究力を強化することを目的に「研究教授」制度を実施しています。これにより、優れた業績をあげる研究者が独立した研究を進める環境を提供し、さらなるイノベーションを生み出しています。

地域の研究大学として、岡山大学の独自のアプローチと新たなチャレンジを通じて、未来のテクノロジーや医療の発展に貢献することが期待されています。今後も岡山大学の若手研究者たちの活躍から目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 研究准教授 研究教授

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。