所沢市と狭山市での「PicTrée」実証試験の拡大
シンガポールに本社を置くDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)は、東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG)、Greenway Grid Global Pte.Ltd.(GGG)と共同で、社会問題解決を目指した「PicTrée(ピクトレ)」という新しい参加型ゲームを開発しました。このゲームは、地域住民が電柱やマンホールなどのインフラを撮影し、ゲームを通じてその保守に協力することで、社会貢献につながる仕組みです。
「PicTrée」の目的とは?
「ピクトレ」は、ユーザーが撮影した電力アセットのデータを通じて、設備の状況を把握し、特に停電原因の早期発見に役立てることを目的としています。これまでに群馬県前橋市、東京都心、静岡県沼津市での実証試験を経て、参加者から多くのインフラ設備の写真が寄せられ、その画像が効率的な問題解決に寄与していることが確認されました。
ツル・ツタ大作戦の取り組み
さらに、現在実施されている「ツル・ツタ大作戦!」では、電柱に巻き付く植物の早期発見とその可視化を目指しています。この活動は、千葉県と茨城県の一部地域で進行中ですが、新たに埼玉県所沢市と狭山市を実証フィールドに追加することが決定しました。これにより、該当地域の住民も参加し、地域のインフラを保護する取り組みに加わることができます。
具体的な実施内容
実証試験は、以下の3つの地域で行われます。
1.
千葉県: 2025年4月26日から8月29日まで、千葉市、市原市、四街道市で実施。
2.
茨城県: 2025年5月10日から8月29日まで、北茨城市、大子町で実施。
3.
埼玉県: 2025年7月19日から8月29日まで、所沢市と狭山市で実施。
これにより、環境にやさしい電力の安定供給を支えるための重要なデータが蓄積されていくことでしょう。
「PicTrée」に参加するメリット
参加者は、ゲームを通じてインフラ保守に貢献することができ、またその活動によって得られる報酬としてギフト券や暗号資産DEAPcoin(DEP)なども獲得できます。楽しく社会貢献をしながら、地域の安全を保つための新しい手段として、どなたでも参加できます。ゲームでは自己のスコアを競いながら、仲間と協力して円滑なインフラ管理を行うことが促進されます。
参加を楽しみに
今回の埼玉県での実証試験の実施により、地域住民が自らの手でインフラを守る力を育むきっかけとなります。是非、この「PicTrée」に参加して、地域の安全に貢献してください。そして、この取り組みが持続可能な社会の実現に向けた第一歩となることを願っています。詳しい情報は,
ピクトレ公式サイトをチェックしてみてください。