埼玉大学生が提案する脱炭素動画コンテストのアイデアとは

若者が切り拓く脱炭素社会

埼玉県が脱炭素社会に向けた意識を高めるため、県民参加型の啓発動画コンテストを7月に開催します。特に、若年層の環境問題への関心が低い現状を踏まえ、埼玉大学の学生たちがアイデアを提案する機会が設けられました。この取り組みは、単なるコンテストに留まらず、地域社会全体を巻き込む重要なプロジェクトです。

コンテストの目的

この動画コンテストは、温暖化対策の重要性を伝え、県民が家庭での省エネルギーや脱炭素の行動を実践するきっかけを作ることを目的としています。特に、若者層がコンテストに参加したくなるような内容で、アイデアは多岐にわたります。

学生たちの提案内容

埼玉大学の学生たちは、教育機構にて「脱炭素社会を生きる」というテーマを持つ課題解決型プログラムを履修しており、グループでそれぞれのアイデアを練り上げました。提案の中には、以下のようなユニークなタイトルが挙げられています：

1. 「くたばれ！さいたまの炭！～多くの若者が脱炭素に関われる未来へ～」
- 視覚的に訴求し、若者の関心を引きつけることを狙ったアプローチです。

2. 「＃脱炭素はじめました。in さいたま」
- SNSでの拡散を目指し、共感を呼び起こすハッシュタグが特徴です。

3. 「動画じゃない動画コンテスト」
- 既成概念にとらわれない新しい形の提案が期待されます。

4. 「#未来の脱炭素バズリスト大募集」
- 脱炭素の未来をより楽しいものとして捉える視点からのアプローチです。

プレゼンテーションの詳細

この提案内容がプレゼンテーションとして発表されるのは、令和7年6月6日（金）午後1時45分から3時30分までです。埼玉大学の全学講義棟にて行われ、環境行政の専門家や大学の教員、学生たちによる活発な質疑応答も予定されています。

出席者には、埼玉県環境部の佐藤正太課長や埼玉大学の副学長、学生ら約20名と指導教員が予定されています。この交流の場では、より良いアイデアを生み出すための意見交換が期待されています。