埼玉県の運行管理がテクノロジーで刷新!業務負担を75%削減した事例
埼玉県八潮市に拠点を置くティー・ビー・ロジスティックス株式会社は、近年のモダンな運行管理システムの導入により、業務の効率化と安全性の向上を実現しました。特に、株式会社ナブアシストが提供する「点呼+」と「ITP-WebService V3(富士通製デジタコ)」の導入により、早朝の点呼業務の負担を75%削減することに成功しています。これにより、1日あたり約4時間の業務削減を実現し、ドライバーや運行管理者の労働環境を大きく改善しました。
運行管理の課題
ティー・ビー・ロジスティックスは、4拠点で70台の車両を運用し、63名のドライバーを抱える企業ですが、以前は以下の3つの深刻な課題に直面していました。
1.
運行管理者の過度な負担: 24時間体制のため、早朝や深夜の点呼に対応する管理者は肉体的・精神的に困難な状況におかれていました。
2.
事後対応型の管理体制の限界: リアルタイムの情報把握ができなかったため、事故後にしか適切な指導が行えない状況が続いていました。
3.
属人的かつアナログな管理業務: 書類や報告が紙ベースで管理されていたため、業務の効率が悪化していました。
これらの課題を克服するため、同社は段階的に新しいシステムを導入しました。
システムの導入経過
ステップ①: デジタコの導入
最初に導入された「ITP-WebService V3」は、ドライブレコーダー一体型の通信型デジタコです。このシステムにより、走行中のドライバーの状況をリアルタイムで可視化し、事後対応から予防型管理へとシフトしました。これにより、ドライバーは自分の運転の問題点に気づきやすくなり、未然にリスクを回避できる体制が整いました。
ステップ②: 点呼システムの導入
次に導入された「点呼+」では、遠隔点呼を活用することで、4営業所の点呼を1か所に集約し、早朝の点呼業務の負担を大幅に軽減しました。これにより、運行管理者はより付加価値の高い業務に集中できるようになり、業務負担が劇的に軽減されています。
導入効果
ITP-WebService V3(富士通製デジタコ)の実績
1.
客観的な安全指導が実現: ドライバーにリアルタイム映像データが提供され、感情論に基づかない指導が可能になりました。
2.
未然防止としての管理: スピード超過や急ブレーキ、Gセンサーによる検知などが行われ、事前に重要な安全対策が整えられています。
3.
ドライバーの自律性向上: 自身の運転データを振り返る習慣が浸透し、ドライバー自身が積極的に安全意識を高めるようになりました。
点呼+の関与
1.
早朝点呼業務の負担減: 遠隔で点呼業務を行うことで、業務負担を75%削減しました。
2.
事務作業の効率化: 自動化により、1日あたり約4時間の事務作業をカットし、作業がスムーズに進むようになりました。
3.
巡回指導の効率向上: 健康データをクラウドで管理し、巡回指導の準備時間を70%抑えることに成功しています。
4.
健康管理の自律性推進: ドライバーは自身の健康を意識し、早期に健康リスクを発見する習慣が生まれています。
今後の展望
ティー・ビー・ロジスティックスは、今後もテクノロジーを駆使した新しい運行管理体制を追求し続け、業務のさらなる効率化を目指します。また、業務前の自動点呼や新たなシステムの導入も予定しており、持続可能で安全な運行業務を実現するモデルケースを目指します。
このように、ティー・ビー・ロジスティックスでは、テクノロジーを導入することで運行管理の効率化と安全性の向上を果たし、地域の物流業界における新たなスタンダードの確立に寄与していくことが期待されます。