森と地域をつなぐ
2025-01-09 10:16:20

飯能市の森林を未来に繋げるビジネスコンテストの結果報告と公開セミナーのご案内

飯能市の森林を未来に繋げるビジネスコンテスト



埼玉県飯能市で「はんのう森林みらい塾」が主催する第1回ビジネスコンテストが2024年11月24日に行われました。この取り組みは、地域の森林資源を活かした新たなビジネスアイデアを発表する場として設けられ、多くの参加者が集まりました。

ビジネスコンテストの実施



本コンテストでは、今回の第2期起業コースに参加した9名が、それぞれのアイデアをプレゼンテーションしました。審査員による厳正な審査の結果、最優秀賞に輝いたのは、宮治菜津子さんの「素材もMADE IN JAPAN〜卓球のラケット用の木材の植林、また間伐材の使用〜」です。宮治さんは、卓球用品のメーカーで働く方で、地元で生産される西川材を使用した新しい卓球ラケットの製造方法を提案しました。彼女は、自身の職務と地元の林業を結びつけ、地域資源を活用することで地域に貢献したいと述べています。

同様に、優秀賞を受賞した小山駿さんは、「木工を通じたSTEAM教育」というアイデアを発表しました。彼は自らの経験を活かし、木工を習い事として提供し、子どもたちに自然やものづくりの楽しさを伝えたいという熱意を持っています。

地元の支援の重要性



今回のコンテストでは、新井重治飯能市長も参加し、参加者たちの熱意に心を打たれた様子でした。彼は「森林文化都市として、地域に寄与するアイデアが数多く生まれていることが嬉しい」と語り、応募者たちの夢の実現を後押しする意義について触れました。飯能は面積の75%を森林が占め、地域の林業に携わる方々の活躍が重要だと強調しました。

次回の公開セミナーのご案内



さらに、2025年1月19日には、飯能市内で公開セミナーも予定されています。「林業事業者×暮らしのプロダクト八ヶ岳山麓 “yaso”から学ぶプロデュース論」というテーマで開催され、このセミナーは、林業や材木関連の仕事に携わる人々や、森林資源の活用に関心のある一般の方々を対象としています。新たな商品作りに挑戦する方には貴重な学びの場となるでしょう。

参加方法と詳細



セミナーは14:00から15:30まで、飯能市市民活動センター多目的ホールにて入場無料で行われますが、事前の申し込みが望ましいです。定員は50名なので、早めの申し込みをお勧めします。

このように、飯能市では地域資源を活用した新しい取り組みが進められています。地域のために行動する若者たちの姿勢は、今後の飯能の森林林業を有望なものにするでしょう。引き続き、その動向に注目していきたいと思います。


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