世界を変える「神の手」の医療
「DOCTOR'S MAGAZINE」7月号が発刊しました。特集の巻頭では、東京国際大堀病院の理事長兼院長である
大堀理氏にスポットライトが当てられています。彼は前立腺がん治療におけるロボット手術の先駆者として知られ、その成果は国内外で高く評価されています。
大堀氏の医療人生の始まり
大堀氏は、岩手に生まれ育ち、父が泌尿器科医であった影響から医療の道を志しました。その後、彼は岩手医科大学に進学し、大学卒業後は北里大学病院で厳しい診療環境を経験しました。そして、さらなる成長を求めてアメリカに留学。そこで彼は前立腺がんの
PSA検査の重要性を示す論文を発表し、その後の検査普及に寄与します。
ロボット手術の黎明期
2006年に
手術ロボット「da Vinci」が日本に上陸し、大堀氏は東京医科大学で前立腺全摘出手術のロボット手術第一例を実施しました。従来の手術に比べ、出血が少なく術後の尿失禁や性機能の回復が期待できるこの技術は、多くの患者に希望をもたらしました。
医療の新たな時代を支える
2012年には、前立腺がんに関するロボット手術が保険適用となり、全国から患者が集まるようになりました。東京医科大学はその後、前立腺がん手術の先進的な機関として名を馳せ、2019年には東京国際大堀病院を開設。ここでは迅速な生検診断を行い、日本一の執刀症例数を誇ります。
次なる挑戦
大堀氏は、今後の医療の発展に向けて新たなビジョンを描いています。医療機関が直面する経営環境の厳しさや医師数の偏在問題などを背景に、ロボット手術センターの設立を目指しています。「日本の現場力は世界一、良い環境を作れば間違いなく世界一になれる」という信念のもと、彼はさらに日本医療を進化させるための取り組みを続けていきます。
特集に加えて
今号では、他にも「Challenger -挑戦者-」コーナーにおいて、感染症専門医の岡本耕氏も特集されています。彼は途上国医療やアメリカでの経験を通じて、見えない脅威に立ち向かっています。また、「Dr.Matsui」の連載コラムでは、現代の社会における睡眠の重要性についても触れられています。
医療界のプロフェッショナルたちが集結し、全国各地での活動を紹介するこの雑誌は、医療に関心のある方々には必見です。ぜひご覧ください。