富士薬品が健康経営に優れた法人として4年連続認定
埼玉県さいたま市に本社を置く株式会社富士薬品が、4年連続で「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)ホワイト500」に認定されました。この認定は、経済産業省の「健康経営優良法人認定制度」に基づき、優れた健康経営を実践する法人に与えられます。富士薬品は、医薬品の研究開発から製造・販売までを行っている複合型医薬品企業で、今回の認定はその活動の一環として、大変意義深いものとなっています。
また、富士薬品が属するグループ全体でも、10社が「健康経営優良法人2025」に認定されており、その中には中小企業向けの「ネクストブライト1000」にも認定される株式会社新生オリエックス社が含まれています。
富士薬品の健康経営への取り組み
「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンを掲げる富士薬品は、従業員自身の健康なくしては顧客の健康も守れないという信念で、2019年4月に「健康経営宣言」を行い、全社を挙げた健康経営を推進しています。この活動には、年2回の意識調査や年1回のストレスチェック、月ごとの禁煙デー、そしてウォーキングイベントなども含まれています。
また、保健師や産業医による心身の健康セミナーも開催されており、従業員の健康を積極的にサポートしています。このような取り組みは、全ての部門において共同で進められ、従業員の健康づくりを戦略的に行っています。
健康経営優良法人認定制度について
「健康経営優良法人認定制度」は、健康増進に向けた取り組みを実施し、優良な健康経営を実践している法人を表彰する制度です。大規模法人と中小規模法人に分かれ、特に優れた取り組みをする法人には「ホワイト500」「ブライト500」の認定が付与されます。さらに、501位から1500位を対象にした「ネクストブライト1000」も新たに設立されました。
この制度は、少子高齢化が進む日本において、国民の健康寿命を延ばし、適正な医療を確保するための重要な活動となっています。富士薬品はその一環として、地域の健康課題に即した取り組みも展開しており、より多くの人々に健康的な生活を提供することを目指しています。
企業情報と今後の展望
富士薬品は1930年に創業し、今日ではドラッグストアや調剤薬局、さらには医薬品の製造・販売まで手掛ける複合型医薬品企業に成長しました。「セイムス」ブランドのドラッグストアは全国に1271店(2024年3月末時点)を展開しており、地域社会に貢献し続けています。
今後も健康経営を通じて、全ての人々が豊かな人生を送ることができる社会づくりに寄与し続けることでしょう。富士薬品の取り組みに対する期待は、ますます高まるばかりです。これからも、業界をリードする存在としての役割を果たしていくことが期待されます。