埼玉発の新しいロールパンブランド「planet rolls」
埼玉県川口市の株式会社大泉工場が、環境に優しいロールパンブランド「planet rolls(プラネット・ロールズ)」を2025年11月5日から販売開始します。この新ブランドは「食べるたび、地球とつながる」というコンセプトのもと、植物性食材のみで作られた製品を展開します。第一弾商品として、人気のシナモンロールがオンラインショップで販売される予定です。
「planet rolls」の特徴と開発背景
「planet rolls」は、動物性食材を一切使用せず、100%再生可能エネルギーを使用して製造されるサステナブルなロールパンです。このパンは大泉工場が経営するプラントベース・カフェ「1110 CAFE/BAKERY」の主力商品、シナモンロールを基に開発されました。卵やバターを使用せず、厳選した有機栽培の植物性材料を使っており、そのためアレルギーや食のスタイルを超え、多様な人々が楽しむことができるよう設計されています。
使用される小麦は「ゆめちから」と呼ばれる国産のもので、環境負荷の低い農法に対応するために選ばれています。この小麦は、強い耐性を持ち、土壌消毒の必要を減らすことで、環境への影響を最小限に抑えます。
環境への配慮
このロールパンの製造工房は、100%再生可能エネルギー、具体的には太陽光から得たエネルギーで運営されています。また、パッケージにもFSC認証を受けた紙を使用し、責任ある森林管理を貫いています。植物性の「planet rolls」は、CO₂排出量の削減や水資源の節約、そして森林破壊の抑制などに寄与し、世界的にも食料問題への解決策として注目されています。
手軽に楽しめる新商品
「planet rolls」は冷凍商品としてオンラインで販売され、家庭でも簡単に焼きたての香ばしさを楽しめます。自然解凍や電子レンジ、トースターで温めることができ、自宅で手軽に本格的なおいしさを味わえるのが特徴です。アレルギーが心配な方や、特定の食スタイルをもつ人々にも配慮した商品で、幅広いシーンで楽しむことが可能です。
需要拡大に応じた取り組み
最近では、プラントベースフードの需要が急増しています。日本国内では2025年までに市場規模が730億円に達すると予測されています。この背景には、エシカル消費の広がりや多様な食のニーズに対する関心が高まっていることがあるといいます。これからの社会では、多様な選択肢が求められ、それに応える製品が必要とされます。
企業理念と今後の展望
大泉工場は「地球を笑顔で満たし、素敵な環境を創造する」という使命のもと、発酵スパークリングティーやプラントベース・カフェの運営、さらには地域のファーマーズマーケットの推進などを行っています。これからも、持続可能な社会を目指して多様な事業を展開していくことでしょう。
「planet rolls」は、環境に配慮しながらもおいしさを追求した新しいロールパンブランドとして、食卓に新たな価値を提供することを目指しています。今後の展開に期待が寄せられています。
商品概要
- - 商品名: planet rolls(プラネット・ロールズ)
- - 販売方法: オンラインショップ(公式サイト)
- - 販売開始: 2025年11月5日(水)
- - 価格: 3,000円(1箱6個入り、税込・送料別)
- - 賞味期限: 製造日より90日間