岡山大学のEMI講座
2026-05-31 12:09:15

岡山大学のEMI講座:英語教育の質向上を目指して

岡山大学のEMI講座:英語教育の質向上を目指して



2026年5月14日、国立大学法人岡山大学(岡山市北区)の教育推進機構による特別講座が開催されました。この講座は、英語による専門的な教科を指導する手法であるEMI(English-Medium Instruction)に焦点を当てており、アデレード大学から招聘された講師による貴重な講義が行われました。参加者は、本学から12名、他の県内大学から2名の教員を含む、計14名でした。

講座は二部構成で行われ、第一部では「EMIの現状と課題」、第二部では「EMI授業での学生支援」というテーマが設定され、参加者はアクティブラーニング形式で学ぶことができました。特に、第一部では日本人教員が英語で教える際に直面する問題をケーススタディを通じて検討し、実践的なソリューションを模索しました。

第二部では、英語の能力と指導力は異なるものであることが強調され、効果的な授業を実現するための指導法がシェアされました。これにより、参加者たちは自身の指導方法を見直し、新たな視点を得る機会となりました。

参加者の一人である狩野旬研究教授は、「日頃から海外の研究者と交流していますが、英語を母国語とする教師との対話は新たな挑戦でした。しかし、英語力とEMIの指導力を別々に考える必要性を実感できた貴重な経験でした。今後もこうした研修にはぜひ参加したいです」と述べ、今回の講座からの学びを振り返りました。

研修後のアンケート調査では、参加者全員が講座の有用性を高く評価しました。高等教育におけるEMIは、世界的に大学の国際化が進む中で重要性が増しています。ただ単に英語を使って教えるのではなく、教育の質そのものが問われていることが明らかになっています。

岡山大学では今後も、このようなFM(ファカルティ・デベロップメント)の機会を継続し、さらなる教育の質の向上に向けた取り組みを続けていく予定です。地域中核・特色ある研究大学としての地位を確立し、地域社会の発展にも貢献していく方向性を明確にしています。

今後の展望と地域への貢献


岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを通じて、地域と自国の未来を考えた教育を実施しています。教育の質向上を追求することは、地域中核大学としての責務であり、岡山大学は今後も様々な講座や研修を通じて教員のスキル向上を支援していくでしょう。

その取り組みの一環として、次回のEMI講座も予定されており、広く地域の大学と連携を深めることで、国際性の高い教育環境を整備していきます。岡山大学の今後の展開にぜひご期待ください。


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