岡山大学、第7回テックプラングランプリでの受賞成果
2025年2月8日、岡山県で開催された「第7回岡山テックプラングランプリ」において、岡山大学の教員及び大学発ベンチャー企業が各種の賞を受賞しました。このコンテストは、地域の産業発展と課題解決を目的としており、岡山県が誇るビジネスアイディアを育成するための重要なイベントです。
テックプラングランプリの目的
このビジネスプランコンテストは、岡山県を拠点に新たな産業エコシステムを構築する「岡山テックプランター」事業の一環として2018年度から始まっています。毎年、地域の優れたビジネスプランが出揃い、特に社会的な課題を解決する新しいアイデアが称賛されます。
受賞チームとテーマ
今回のコンテストには、書類選考を通過した9チームがプレゼンテーションを行い、厳正な審査が行われました。岡山大学に所属する教職員とベンチャー企業が以下の賞を受賞しました:
- - 中国銀行賞 受賞チーム: 岡山メディカルベンチャーラボ
テーマ: 医療継続計画導入と災害対応力強化プロジェクト
発表者: 平山隆浩 助教
- - KOBASHI HOLDINGS賞 受賞チーム: 株式会社ビジュアルサーボ
テーマ: 動物の空間計測能力の工学的再現とロボットへの応用
発表者: 見浪護 代表取締役・特命教授
- - リアルテックファンド賞 受賞チーム: めんえきや
テーマ: 自己免疫疾患治療を変革する!
発表者: 松本佳則 講師
これらのプロジェクトは、地域における実際の課題解決だけでなく、社会全体への貢献が期待されるものばかりです。
岡山大学の支援体制
岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部が起業家を支援する役割を担っており、技術やビジネスプランの事業化に関連するアドバイスを行っています。また、経営相談を行う窓口も設けられており、教職員や学生の起業家精神を育む環境が整っています。これにより、さらなるイノベーションの創出が期待されます。
地域と共に歩む岡山大学
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、産業界との連携を大事にしながら、持続可能な研究と共創を進めています。今後も岡山大学の取り組みに注目し、地域の未来に貢献する新たなプロジェクトが生まれることを期待しています。
岡山大学の取り組みは、地域の課題解決や産業発展を目指し、大学だけでなく、地域全体に良い影響を与えています。地域に密着したビジネスアイディアが形になることで、岡山のみならず、岡山大学が広く社会に貢献する姿を見続けたいと思います。
お問い合わせ
岡山大学でのビジネスプランに関心のある方は、ぜひスタートアップ・ベンチャー創出本部にご連絡ください。地域の未来づくりに途切れなく貢献できるよう、共に歩んでいきましょう。