国際オンラインプログラム始動
2025-12-01 02:29:19

岡山大学が国際オンラインプログラムを初開催!微生物と免疫学の未来を開く

岡山大学が開く新たな国際オンラインプログラム



国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区)は、2025年11月に初の国際オンラインプログラム「Global Microbe Nexus Program」を開催しました。本プログラムは微生物学と免疫学の分野における研究技術や知識の国際的共有を目的としており、多様な国籍の大学院生との交流を通じてグローバルな視野を養成する機会を提供します。

プログラムの概要



「Global Microbe Nexus Program」は、11月5日から19日まで行われ、参加者はシスター・ニヴェディータ大学の修士課程学生3名と、本学の日本人学生、留学生、教職員という多国籍のグループです。さらに、ペルーからの有識者も参加し、国際色豊かな環境を整えました。これにより、日本の大学院生は国際的な研究ネットワークを構築する貴重な機会を得ることができます。

各セッションの内容



プログラムは、3つのメインセッションで構成されていました。第1回目のセッションでは「Global Virus Landscape」がテーマで、各国の主要なウイルス感染症についてのプレゼンテーションが行われました。参加者はこれにより、各国のウイルス感染症に関する新しい知見を得るとともに、グローバルな共通課題を見つけるきっかけとなりました。

第2回では「Journal Club」として、参加者が論文紹介を行いました。このセッションでは、CRISPR/Cas系を利用したウイルス治療や、インドでの腸内感染症の制御について幅広い議論が交わされ、学問的な深みが加わりました。

最後の第3回は「Technical Seminar」で、日本の研究室で実施されているリサーチ技術、具体的にはreal-time PCRや蛍光染色観察の機器の使用法についての解説があり、参加者の技術的理解がさらに深まる機会となりました。

学術的な意義



このプログラムは大学院医歯薬学総合研究科の博士課程の授業科目としても位置付けられ、卒業証書が授与されることで、参加者の経歴に強力な付加価値を提供します。また、岡山大学はこのプログラムを通じて、国際化に向けた取り組みを強化していく方針です。

今後の展望



岡山大学は今後もグローバルサウス地域との教育・研究交流を積極的に進めていく考えであり、学生たちがより多くの国際的な経験を積むことができる環境作りを全力で支援していきます。これにより、岡山大学の特色ある研究が今後も広がり続けることが期待されます。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の取組みに今後も期待が寄せられています。


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