松本興産、健康を支える新しい挑戦
埼玉県の自動車部品メーカー、松本興産株式会社は、全従業員170名に対し、健康サポートウェア「リライブウェア」を導入しました。この取り組みは、製造業としては初の試みで、高い注目を集めています。企業理念として「ものづくりとともに人々の健康を支えたい」という思いが具体化した結果です。
リライブウェアとは?
リライブウェアは、体のコンディションを整える機能を持つウェアです。そのシンプルなデザインの背後には、健康維持を促進する多様な機能が隠れています。導入後には、従業員から「作業が楽になった」との声が多く寄せられています。このウェアによって、身体的な負担が軽減され、作業環境が改善されたと実感している様子が伺えます。
「会社が“私たちの身体”を大切にしてくれていると感じます」との言葉もあり、従業員同士の雰囲気も明るくなってきているようです。ウエアの導入が、単なる制服の変更にとどまらず、心の健康にも寄与していることが感じられます。
健康を支える、松本興産の取り組み
松本興産では、これまでも従業員の健康と幸せを考えた施策を実施してきました。例えば、無添加冷凍お惣菜をわずか100円で提供し、仕事帰りにでも安心して食べられる環境を整えています。また、職場に無料の自販機を設置するなど、ちょっとした休憩がとれるスペースを提供してきました。こうした工夫が、「働く人の体と心を軽くする」仕組みへとつながっています。
制服と健康の融合
今回のリライブウェア導入では、従来の作業服とリライブ仕様とを自由に組み合わせるスタイルが採用されています。それにより、現場での機能性と日常生活でも馴染むデザインが両立しました。この新たな制服を身に纏う瞬間、社員の顔に明るさが増しているのが印象的です。
松本興産でも、このリライブウェアを活用し、現場が元気で活気に満ちた状態を作り出しています。
人を中心にするものづくりの原点
創業60年を迎える松本興産が大切にしてきたのは、「人の技で人を支える」という信念です。従業員一人ひとりが元気で笑顔でいることが、企業全体の力の源になっています。このことを実感するために、今回のリライブウェア導入は哲学の具体化とも言えるでしょう。
代表取締役の松本直樹氏は、「会社も地域も元気にしていくために、従業員の健康を考えた経営が必要です」と語ります。この考えが「健康経営」からさらに進化した「幸せ経営」を目指す道を示しています。
会社概要
- - 会社名: 松本興産株式会社
- - 所在地: 埼玉県秩父郡小鹿野町下小鹿野247-1
- - 代表者: 代表取締役 松本直樹
- - 事業内容: 自動車部品の金属切削加工
- - 従業員数: 170名
- - 創業: 1965年
- - 特徴: 現場主導のDX・働き方改革・地域密着のものづくり
- - 受賞歴: HR DX AWARDS最優秀賞、日本DX大賞優秀賞など
お問い合わせ先