川口総合文化センター・リリアが新たに生まれ変わる
埼玉県川口市に位置する「川口総合文化センター・リリア」のメインホールが、新しい名称「フカガワみらいホール」として生まれ変わります。これは、株式会社フカガワがネーミングライツを取得したことにより実現したものです。この命名には、川口市及びその未来に対する深い思いが込められています。
新たな名の由来
「フカガワみらいホール」という名称は、川口市の未来や地域の産業、そして次世代を担う子供たちへの願いを表現しています。このホールが明るい未来へと続く場所であってほしいとの想いがこめられています。
特に、ロゴデザインには心がこもっており、ホールの客席の奥行きを感じさせながら、未来へと伸びていく光を描いています。この光のモチーフは「未来」を意味し、MIRAIの「M」の形を想起させる配置にされているのです。色はフカガワのコーポレートカラーでもあるブルーで、視覚的にも魅力を持たせています。
Framing the Future
株式会社フカガワのビジョン「Save Air, Change Air」には、現在の文化や環境を大切にし、次の時代に向けて新しい風を吹き込むという意義があります。この理念は、川口市の都市ビジョンと非常に高い親和性があり、川口総合文化センター・リリアの改修を通じて、地域の発展に貢献していく姿勢が反映されています。
川口市との強い結びつき
フカガワは1960年に川口市で創業し、空調ダクト成型機器や空調関連部材の製造・販売を行ってきました。これまで65年間、地域と共に成長してきた同社は、近年ではエアーカーテンや太陽光発電の導入を通じてカーボンニュートラルな社会の実現にも向けた活動を強化しています。また、デジタル技術の活用により、建設設備業界のDX化にも貢献しています。
フカガワみらいホールの役割
「フカガワみらいホール」は、単なる文化施設の枠を超え、地域のブランド発信の場、産業振興の拠点、さらに子供たちに文化や芸術を身近に感じてもらう機会を提供するものとして期待されています。この新しいホールが、どのような未来を育てていくのか、地域の方々と共に見守り応援していく所存です。
改修工事とリニューアルオープン
なお、川口総合文化センター・リリアは現在改修工事を行っており、2026年4月には新たにリニューアルオープンする予定です。このタイミングでの「フカガワみらいホール」としての誕生は、地域にとって大きな意味を持つことでしょう。
経営企画部のコメント
株式会社フカガワの経営企画部次長、中西太一氏は「地元に貢献できる機会を得て非常に感謝している。今年は創業者が100歳を迎える特別な年で、社員一丸となり誇りをもって努めていく」とのコメントを残しています。地域密着型の企業が、将来に向かってさらなる成長を期待する中で、その先進的な取り組みは、川口市の未来と重なっていくことでしょう。
「フカガワみらいホール」が地域にどのような影響を及ぼすのか、今後の成長を楽しみにするばかりです。