岡山大学の学生が模擬国連に参加!
2025年4月6日から10日にかけて、国立大学法人岡山大学のグローバル人材育成特別コースに在籍する6人の学生が、アメリカ・ニューヨーク市で開催された全米模擬国連(NMUN)に参加しました。このイベントは、世界中の大学から集まった学生が各国の代表として議論を行うもので、国際問題に関する理解を深めるための教育的活動です。
参加学生の挑戦
岡山大学の学生は、ドイツの大学生と協力し、ラトビア共和国の代表として討論を行いました。模擬国連では、参加者は自国ではない国の代表の役割を演じ、実際の国連会議に似た形式で議論を交わします。今回の大会には18カ国から145校が参加しており、非常に大規模なイベントでした。最終的なセレモニーは、なんと国連本部で開催され、多くの国の代表と一堂に会する貴重な機会となりました。
会議に先立ち、学生たちはラトビア共和国の国連ミッションの職員とのインタビューを通じて、その国の外交政策や国際的な立場を事前に学びました。この準備によって、会議では100カ国以上の他の代表団と共に国際政策について議論し、スピーチを行い、実際に決議案を策定することができました。彼らにとって、貴重な国際的経験となったことは間違いありません。
教育の支援と成長の場
本大会に参加した学生たちは、岡山大学で開講されている「上級英語(MUN)」という科目を履修しており、その授業を担当するケイレブ・プリチャード准教授や森谷浩士准教授のサポートを受けて準備を進めました。この科目は、将来的な外交官や国際問題に興味を持つ学生たちに向けたもので、2025年度からは「English Diplomacy」という新しい名称に変更される予定です。
今回参加した岡山大学の学生は次の6人です:
- - 伊傳 菜友子(4年)
- - 越智 勇翔(3年)
- - 先生 真衣(3年)
- - 松浦 七海(2年)
- - 市本 理人(2年)
- - 清宮 琴々奈(2年)
未来への期待
模擬国連での経験を通じて、岡山大学の学生たちは国際社会に貢献するための能力を磨き、交渉力や論理的思考力を高めました。これからも、地域の中核としての役割を果たし、特色ある研究大学を目指す岡山大学の取り組みに注目が集まります。学生たちの挑戦は、国際問題に対する理解を深めるとともに、世界で活躍する次世代のリーダーを育成するための重要なステップとなるでしょう。
今後も岡山大学の国際的活動に期待したいと思います。