埼玉りそな銀行とKONDOグループの連携で空き家問題を解決
2023年9月29日、埼玉りそな銀行とKONDOグループ(近藤不動産株式会社および近藤リフレサービス株式会社)は、埼玉県内の空き家課題解決のための連携協定を締結しました。これにより、空き家の管理から売却、賃貸、解体、リフォーム、さらには地域活性化に至るまで、幅広いサービスを提供する「空き家まるごと解決システム」が誕生します。
空き家まるごと解決システムとは
このシステムの目的は、空き家を持つオーナーの負担を軽減し、すぐにでも課題を解決へと導くことです。埼玉りそな銀行が中心となり、信頼と実績のある16の専門企業と連携。ワンストップで対応できるため、オーナーにとっては非常に利便性の高いサービスです。
近藤不動産株式会社の役割
近藤不動産株式会社は、空き家の『活用・流通』を担います。具体的には、戸建てやマンションなど、空室の売却サポートを行い、オーナーの資産価値の向上に寄与します。市場における流動性を高めることで、必要な時に適正価格での売却が可能となります。
近藤リフレサービス株式会社の役割
一方、近藤リフレサービス株式会社は空き家の『管理』を手がけます。様々な事情で空き家となってしまった物件について、定期的に現地を訪問し、状況を把握します。オーナーに代わって室内外の維持管理を行うだけでなく、必要に応じてリノベーションやリフォームの相談も受け付けています。
地域活性化への貢献
この二社の協力によって、単なる空き家の管理ではなく、地域全体の活性化にも貢献することを目指しています。空き家の有効活用が地域に新たな価値を生み出し、魅力的な生活空間やビジネスエリアの形成へとつながります。
企業情報
KONDOグループの本社は埼玉県ふじみ野市に位置し、代表取締役社長は宇佐見佳之氏です。また、埼玉りそな銀行はさいたま市に本社を構え、代表取締役社長は福岡聡氏が務めています。
この新たな取り組みは、埼玉県内の空き家問題に対して迅速な対応を可能にするものであり、地域住民の生活向上にも寄与することでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。