研究発表会2024
2025-01-03 01:24:22

岡山大学で機器共用を進化させる研究発表会が開催されました

岡山大学における機器共用のさらなる推進 


岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、新たな挑戦を続けています。2024年11月6日には総合技術部の研究発表会が津島キャンパスの創立五十周年記念館金光ホールで開催されました。この発表会は、機器共用に関する理解を深化させ、サイテックコーディネーター(SC)との交流を促進することを目的としています。

発表会には、対面で49人、オンラインで30人の参加者があり、教職員や学生たちが集まりました。技術統括監理本部の一環として活動している総合技術部は、昨年度に取得した文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の取り組みを進めています。

このプログラムに基づき、特に技術職員の組織的な変革が進められ、SCを含む研究・イノベーション共創機構のノウハウが総合技術部に移管されました。この移管により、研究者や技術者の交流や、機器共用の推進が一段と強化されます。

発表内容と参加者の交流 


発表会の第1セッションでは、移管されたSCチームと技術職員の計6名が登壇し、それぞれの研究や機器共用に関する業務について情報を共有しました。例えば、委託分析や機器の管理方法、さらにはコアファシリティポータルの運用サポートに関する詳細が発表され、参加者間での活発な質疑応答が行われました。

第2セッションには、さまざまな分野の技術職員が登壇し、医学系や情報工学系、社会基盤系の研究事例について発表。これにより、技術職員同士のネットワークが広がり、新しい研究のアイデアや共同研究の契機が生まれました。文部科学省からも2名の研修生が参加し、交流や意見交換を通じて、技術職員の活動や役割に対する理解を深めました。

今後の展望 


総合技術部本部長の佐藤法仁副理事は、技術職員の主体性を重視し、機器共用の推進において組織全体での取り組みを強調しました。技術職員はこれまで個々の活動が多かったものの、今後は組織的に協力し合い、研究力を強化する必要があります。

「我々の目指すべきは、知識と経験を組織全体で共有し、分野を超えた協力によって更なる成果を出すことです。我々の取り組みが『岡山大学モデル』となり、他大学にも広がっていくことを願っています」と佐藤本部長は語りました。

今後も、研究ファーストの姿勢を貫きつつ、岡山大学の技術職員は地域の中核を担う重要な役割を果たし続けます。この取り組みを通じ、地域全体の研究環境の向上やイノベーションの促進が期待されています。 

岡山大学は今後も進化を続けながら、地域と共に発展していくことを目指し、挑戦を続けていくことでしょう。


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