OU-SPRINGシンポジウム
2024-12-26 06:27:17

岡山大学が次世代研究者の育成を目指すOU-SPRINGWinter Research Symposiumを開催

岡山大学が次世代研究者の育成を目指すOU-SPRING Winter Research Symposiumを開催



国立大学法人岡山大学は、2024年12月11日に津島キャンパスの創立五十周年記念館で「OU-SPRING 2024 Winter Research Symposium」を開催しました。このシンポジウムは、次世代の研究者を育成するために実施され、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のプログラムに基づいています。

OU-SPRINGプログラムの目的



OU-SPRINGプログラムは、トランスファラブルスキルや異分野融合研究能力の強化を目指し、研究者同士の人材交流を促進することを目的としています。この日は、OU-SPRING認定者79人と本学の若手研究者アカデミーの教員、大学院生ら約50人が参加し、ポスターセッション形式で各自の研究を発表しました。

開会の挨拶と研究の発表



会の冒頭には、岡山大学の那須保友学長が参加者へ向けて、交流の重要性を強調した挨拶を行いました。研究に没頭するだけではなく、多くの人と交流を持つことが、今後の研究活動や社会でのマネジメントに役立つと述べました。 その後、OU-SPRING認定者は3グループに分かれ、自らの研究についてプレゼンテーションを行い、参加者同士での活発な議論が繰り広げられました。

最優秀発表賞と優秀発表賞の受賞者



シンポジウムでは、参加者から特に優れた発表への投票が行われ、最優秀発表賞には大学院保健学研究科の辻秀真さんが選ばれました。辻さんの研究は「食用コオロギの腸内細菌によるサルモネラ菌定着抑制の解析」で、実用性が高く注目を集めました。また優秀発表賞には大学院環境生命自然科学研究科の香川龍恭さん、BAO JIYUANさん、岡大晴さんが受賞しました。

閉会と交流会



シンポジウムの締めくくりには、菅誠治教学担当理事・上席副学長からの挨拶がありました。研究を他分野の人にわかりやすく伝える重要性や参加者が新たな気付きを得たことを認識し、交流をさらに広げるよう呼びかけました。

シンポジウム終了後には交流会が開催され、参加者同士のさらなる議論が交わされました。この機会に、参加者は菅理事をはじめとする教職員と大学院生活や将来の進路についても様々な話題を共有しました。

岡山大学の今後の展望



岡山大学は、次世代の研究者育成を重視し、アカデミアや産業界での幅広い活躍を支援しています。現在、OU-SPRING生はOU-BRIDGEという同窓会を通じてさまざまな交流活動を企画しており、1月16日には座談会と交流会が予定されています。このような活動により、岡山大学が地域と世界の研究環境の中心となることを期待されており、多様な人材が育成されていくことでしょう。

今後も岡山大学の研究者たちの活躍に注目し、次世代のナレッジワーカーの成長を見守っていきましょう。


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