岡山大学での市民公開講座「小児・AYAがんフォーラム」
2025年の2月23日、岡山大学にて市民公開講座として「小児・AYAがんフォーラム」が開催されます。本フォーラムのテーマは「今、そしてこれからを支え続ける」です。このイベントでは、がん患者やその家族、医療関係者などが一堂に会し、がん医療に関する最新の情報や支援の在り方について学び合う貴重な機会となります。
イベントの概要
- - 日時: 2025年2月23日(日) 13:00~16:00(12:30より入場・接続可能)
- - 場所: 岡山大学鹿田キャンパス Junko Fukutake Hall(Jホール)およびオンライン開催
- - 参加者: 小児・AYA世代のがん患者やその家族、医療関係者、教育関係者、行政関係者、学生一般の方々
- - 参加費: 無料
このフォーラムは、岡山大学を中心とした「中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム」による取り組みの一環として行われます。中国・四国地域の11大学が連携し、さまざまな患者支援や新しい医療の提供を目指しています。
プログラム内容
イベントは二部構成となっており、第一部では当事者や家族への支援に関する講演が行われます。具体的には、がん治療の経験や退院後の生活を支える取り組み、さらには小児・AYAがん経験者が大人になる過程での支援についてお話しいただく予定です。
岡山大学病院リプロダクションセンターセンター長 中塚 幹也
経験者のご家族が体験をシェア
- - 13:35 退院後の生活を支えるための長期フォローアップ外来
岡山大学病院の看護師による支援プログラムの紹介
- - 13:55 小児・AYAがん経験者が大人になるための支援
がんの子どもを守る会ならびに全国小児がん経験者ネットワークからのお話
第二部では、専門医による教育講演を通じて小児・AYA世代のがんに関する社会的支援について深く考察します。特に持続可能なピアサポートや妊孕性の保全についての講演が予定されています。
参加方法
参加を希望する方は、下記のGoogleフォームからお申込みください。申し込みをされた方には、当日の参加方法に関する案内が送付されます。
申込みフォームはこちら
また、ポスター等の資料もダウンロード可能ですので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
イベントポスター
中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムについて
このコンソーシアムはがん医療を取り巻く現状の変化に対応するため、中国・四国地域内の大学11校が協力し、がん専門医療人の養成を行っています。医療現場で必要とされる新たな知識や技術を学びながら、がん患者に対してより良い医療を提供できる人材を育成する目的があります。
特に、これまでの治療法の進展に伴い患者が求める医療も多様化しています。これに応えるため、各大学が連携し、専門的なコースワークや地域のがん診療連携拠点病院との連携を強化しています。
このフォーラムへの参加は、がん患者やその家族にとって心強いサポートとしての意義を持ち、また医療の現場で働く方々にとっても、さらなる成長の機会となることでしょう。ぜひ、この貴重な機会に参加し、がん医療の未来に向けて共に考えていきましょう。